ダイバーシティ&インクルージョン

女性の活躍

推進状況

「意識・風土の改革」「能力開発の充実」「ワーク・ライフ・マネジメントの推進」の3本柱で取組みを推進しています。特に次世代女性リーダーの育成およびパイプライン強化に向け、目的にあわせて階層別研修を体系化し、所属での実践と支援による育成強化に取り組んでいます。女性リーダー比率においては、組織の意思決定に関わる女性リーダーの育成に向けて、「2030年までに女性役員比率30%を目指し、2024年4月にライン部長・ライン課長級に占める女性割合を30%とする」ことを目標に掲げ、その実現に向けて様々な取組みを実施しています。

国内生保グループ※1における女性役職者の割合(2023年4月1日時点)

横にスワイプできます。

合計

男性

女性

女性比率

管理職※2

3,691

2,608

1,083

29.3%

組織長※3

1,236

1,007

229

18.5%

  1. ※1 第一生命ホールディングスおよび国内生保グループ(第一生命・第一フロンティア生命・ネオファースト生命)の合算数値
  2. ※2 マネジャー、機関担当のオフィス長・オフィス長代理など
  3. ※3 ライン部長、支社長、ラインマネジャー、副支社長、ブロック担当営業部長など

<社外に向けた宣言等>
女性の活躍推進について、経営トップより社外に向け様々な形で発信しています。

生涯設計デザイナーへの取組み

生涯設計デザイナーとして独り立ちした後、
自分の生き方や適性に合わせて複数のキャリアを選択できます。

お客さまへの提案力を高めるプロフェッショナルコース。生涯設計デザイナーたちの力をのばすマネジメントコース。

内勤職への取組み

次世代女性リーダーの育成

次世代女性リーダーの育成

支社経営女性ネットワーク

新任支社幹部が、メンバーや先輩支社幹部との情報・意見交換を行い、組織経営に役立てるとともに、社内のネットワークを構築します。

女性管理職塾

新たな価値創造ができる組織を実現するためのリーダーの役割を学び、経営目線での思考力・経営視点での物事の捉え方を身に着けます。次世代女性リーダー塾参加者のアドバイザーを担い、後輩育成に参画します。

次世代女性リーダー塾

リーダーシップの理解とマネジメントスキル習得に向けた研修を実施。定期的な研修の間に職場実践活動を組込み、上司の支援を受けながら、研修での学びを職場で実践。メンバーで少人数のチームを構成し、職場実践状況を共有。チームには、先輩女性マネジャーがアドバイザーとして参加。マネジャーとの対話を通じて多様なロールモデルを理解し、自分らしいマネジャー像を発見します。

次世代女性リーダー塾

多様な働き方の実現

国内・グローバルにおける公募制度

社員のキャリア実現を支援する為、社員自ら強みを発揮できる機会の提供に取り組んでいます。
国内では、自身のキャリアを自律的に考え、自らキャリアを切り開くために「Myキャリア制度」を導入し、グループ内外の企業において保険の枠組みを超えた多様なフィールドで活躍できる職務を幅広く用意しています。
公募職務数・応募者数・合格者数は年々増加し、「社員がキャリアを選ぶ時代」が実現されつつあります。
グローバルではグローバルジョブポスティングプログラムを開始し、グローバルに活躍する機会に社員が自ら手を挙げ、国を超えて専門性を発揮しています。公募国は日本、シンガポール、インド、タイ、イギリス、参加者はアメリカ、オーストラリア、シンガポール、インドと応募数・範囲も拡大し、グループとしてともに成長し、高め合い、成功を支援する風土づくりにつながっています。

Myキャリア制度(国内)

横にスワイプできます。

2021年度

2022年度

2023年度

公募職務数

175

222

301

応募者数

188名

302名

371名

合格者数

73名

93名

141名

(4月時点)

フルリモート勤務

2022年4月より「フルリモート勤務」を導入しています。転居を伴わない地域限定型社員のうち、東京や大阪などの本社まで90分以内で通うことが難しい社員が、全国各地から週5日フルリモート勤務で本社業務を担うことが可能となりました。また、育児などで短時間勤務を選択していた社員は、フルリモート勤務によって通勤時間が削減されるため、フルタイムで働く選択肢を持つことができます。居住地や時間に捉われない柔軟な働き方が、多様なキャリア形成を後押ししています。

企業版ふるさと納税

全国の地域課題解決に向けた取組みとして、企業版ふるさと納税(人材派遣型)の制度を活用して、令和5年4月1日までに58の地方公共団体等に累計61名の社員を派遣しています。
持続的社会の実現に向けて地方公共団体等との連携協力を推し進め、専門的知識・ノウハウを有する人財の地方公共団体等への派遣を通じ、地域・社員・当社における「三方良し」の取組みとして推進しています。

社内外副業

2021年4月より「社外副業」を解禁しています。社外でも通用するスキルや専門性、コミュニティ形成を目的としています。セミナー講師など社外副業の内容は幅広く、現在多くの社員がチャレンジしています。
また、2020年12月より「社内副業」も開始しています。プロジェクトごとに公募し、さまざまな所属から参加者が集まることで、所属の垣根を超えたコラボレーションやイノベーション創出が可能です。参加者も他所属のプロジェクトに参加することで、自身のキャリアを考えるきっかけとなります。

横にスワイプできます。

2021年度

2022年度

2023年度

社内副業

10名

51名

96名

社外副業

106件

209件

293件

※2023年6月時点

アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み・偏見)への取組み

個の能力を活かす・伸ばすためには、日頃から自身が気づいていないものの見方や捉え方のゆがみ・偏りを認識し、意識的にコントロールする必要があり、女性活躍を推進していく上では、性別固定役割分担意識を助長する思い込み等のアンコンシャス・バイアスの克服が重要となります。そこで、全社員対象にしたアンコンシャス・バイアス研修の実施に加え、公正・公平な評価の実施に向けて、評価時にアンコンシャス・バイアスの自覚を促す「評価エラーチェックリスト」を提供しています。

女性の健康課題への取組み

女性のキャリア形成に影響を与える可能性のある女性特有の健康課題や治療に対する理解を深め、本人・周囲のリテラシーを向上させることで、各社員が自分らしいキャリアを構築できるよう、各種セミナーを実施。

【2021-2022年度実施テーマ】

  • 女性のがん
  • 子宮の病気
  • 月経前症候群(PMS)・月経困難症
  • 男女の更年期
  • 不妊治療・卵子凍結

【他企業との合同セミナー】

男女共通の症状が多い更年期障害を切り口に、外部専門家と経営層によるパネルディスカッションを織り交ぜたセミナーを他企業と共催し、性別・年齢を超えた幅広い社員が参加しました。経営層自らが、「誰もが働きやすい職場」「気軽に相談できる風土づくり」の重要性を語ることで、正しいヘルスリテラシーを身につけることに留まらず、社員一人ひとりが、ウェルビーイングな働き方への理解を深める契機となりました。また、他社と協働することで、社会全体の健康課題に対する意識を高めることにつながりました。

他企業との合同セミナー

2023年2月「他企業との合同セミナー 男女の更年期からみるウェルビーイングな働き方」

社外からの評価

2018年度なでしこ銘柄、2019年度準なでしこ選定

NADESHIKO semi 2020, NADESHIKO BRAND 2019

女性活躍推進の優れた上場企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄」において、2年連続で選定されました。
2018年度:なでしこ銘柄
2019年度:準なでしこ