社員満足度(ES)の現状と課題を把握し解決策を検討するために、2003年度よりES調査を実施しています。課題の抽出とその解決策の実施により、より働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
社員の人財価値向上に向けて、キャリア形成に関するさまざまな相談に対応するため、専門スキルを持ったキャリアアドバイザーが相談者本人の自立的な解決を促すことを目的に適切なアドバイスを行い、社員のキャリア開発をサポートしています。
経営層が直接社員に経営課題やその背景ついて語り、社員の声に耳を傾ける場として、「タウンホールミーティング」と「役員と語る」を実施しています。
「タウンホールミーティング」は所属別に実施し、担当業務に踏み込んだ意見交換を行っています。
また、「役員と語る」では社員が意見交換をしたいテーマと役員を選ぶ形で、10名程度の少人数で開催しています。さまざまな所属の社員が一堂に会し、より良い会社となるために積極的な意見交換を行う場して好評です。
こうしたダイレクトな対話を通じて、社内コミュニケーションを活性化し、一体感ある活気あふれる組織づくりに努めています。
理念を再確認し、理念実現に向けて優れた取組みを行った組織と社員を表彰するため、毎年DSR推進大会を開催しています。単なる表彰にとどまらず、受賞者が取組みを紹介し、参加社員が質問できる場も設け、社員が「共に学び、成長する」場として運営しています。
全国の拠点に在籍する生涯設計デザイナーは、チームに所属し、チームごとに営業上のノウハウの共有や新人育成に取り組んでいます。
このチーム単位の小集団活動をより活性化するべく、1993年より取り組んでいるのが「チームワーク活動」です。「チーム員全員が参画し、主体的に創意工夫する」「協力しあい、励ましあい、学びあうことでともに成長する」ことをコンセプトに活動を展開しています。
第一生命労働組合は、内勤職および営業職が組合員となるユニオンショップ制を採用しており、同組合の組合員の条件に該当する人数は約52,000人(2018年4月1日現在)です。会社と組合は、より豊かで明るい生活の実現、やりがい・働きがいのある職場づくりのために、各種協議会を通じて対話を重ね、両者が活発に意見交換しています。