消費者志向自主宣言(お客さま・社会への誓い)

2017年1月に公表した「消費者志向自主宣言」を改正し、2021年9月に「お客さま・社会への誓い(第一生命の「消費者志向自主宣言」)」として制定いたしました。

<改正の趣旨>

当社は、創業以来、『一生涯のパートナー「お客さま第一主義」』を経営の基本理念に据え、生命保険事業を通じて、安心をお届けしてきました。しかしながら、2020年に当社社員による多額の金銭不正取得ならびに度重なる金銭に関する不正事案が発覚し、お客さま(消費者)との向き合い方が改めて問われることとなりました。
こうした事実を受け止め、今一度当社の経営理念を見つめなおし、お客さまをはじめとした様々なステークホルダーからの信頼回復に努めるとともに、「一生涯のパートナー」として、生命保険による「安心」のお届けと、その先にあるお客さま一人ひとりの「幸せ」の実現に取り組んでいくことを誓う目的で、表題も「お客さま・社会への誓い」に改めました。
今回の改正は、「お客さま」や「社会」と真摯に向き合い、生命保険事業を通じた私たちの社会的使命、そしてその先にある地域や社会への責任を果たしていくための「決意表明」でもあります。
今後はこの「お客さま・社会への誓い」を経営理念や当社のビジョン『安心の先にある幸せへ。』の体現に向けた当社全役職員の「心・行動のよりどころ」として胸に刻み、日々の業務に努めてまいります。

お客さま・社会への誓い

(第一生命の「消費者志向自主宣言」)

「一生涯のパートナー」として、
保険の販売にとどまらず、人々の幸せの実現をお手伝いすること。
それが第一生命の存在意義です。

〇私たちは、常に学び、成長し続けることで、お客さまや自分の家族に胸を張って誇れる仕事をします。
  • 私たちは、お客さまや社会のために正しいと思うことを誠心誠意考え、社会を構成する一員として高い倫理観をもって行動します。
  • 私たちは、お客さまとお客さまの大切な人々の暮らしを支える生命保険の意義・役割を自覚し、自らの仕事に誇りをもって取り組みます。
〇私たちは、お客さまの望まない商品・サービスは提供しません。
それは、常にお客さまの声を聴き、気持ちに寄り添い、共に考えることを大切にしているからです。
  • 私たちは、お客さまが描く“生涯設計”を把握したうえで、最適なプランをご提案します。
  • 私たちは、ご契約時のみならず、ご契約後もお客さまが「必要な時に、必要な形で」フォローし続けます。
〇私たちは、お客さまに「後悔しない選択」をしていただくため、デメリット情報も積極的にお伝えします。
  • 私たちは、自分自身が知りたいと思うことこそ、お客さまへ伝えるべき情報と考え、誠実にご説明します。
  • 私たちは、商品を比較検討できる形で提案し、お客さまに十分にご理解・ご納得いただけるまで、何度でもわかりやすくご説明します。
〇私たちは、保険金・給付金を確実にお受け取りいただけるよう全力を尽くします。
  • 私たちは、ご契約時から、万一のときの確実なお受け取りを想定したアドバイスを行い、ご契約後も請求漏れが起きないよう定期的にフォローします。
  • 私たちは、保険金・給付金の「確実・迅速」なお受け取りに向け、丁寧でわかりやすいご案内・お手続きを徹底します。
〇私たちは、お客さま・社会あっての企業であることを忘れずに、社会そして未来への責任を果たします。
  • 私たちは、「良き企業市民」として、地域と協働して、持続可能な社会の実現に貢献します。
  • 私たちは、従来の保険会社の枠を超え、さまざまな活動を通じてお客さまに寄り添い、地域・社会のために将来にわたりお役に立つ存在になることを目指します。