第一生命グループでは、グループ課題解決・価値創造に向けて、国内外のグループ各社の人財で構成される複数のタスクフォースを組成し、グループ横断での協働取組を行っています(グループ・イニシアティブ・タスクフォース)。加えて、グローバルな知見を持つ海外生保グループ会社の経営層で構成される会議体(グローバル・リーダーズ・コミッティ)を設け、グループのさらなる成長に向けた闊達な議論を行うとともに、当社グループの理念や方針についての共有も行っています。
「積極的な人財のグローバル化」を目指し、外国人留学生の新卒採用を行っています。外国人留学生の採用を通じて、多様な文化や価値観を持つ人財が職場の中で協働していくことで、当グループの国際競争力および組織力の向上につながると考えています。
<その他の取組み>
DE&Iの活動は各国の環境によって様々ですが、2022年よりグループ全体で推進していく検討を開始し、その一環として同年より毎年「グローバルDE&Iサミット」をオンラインで開催しています。2回目となった2023年10月のサミットでは、インクルーシブな風土の醸成やコラボレーションの促進に不可欠な「インクルーシブ・リーダーシップ」をテーマに、各国・各社から集まったリーダー層70名以上が共に学ぶ機会となりました。
アメリカ・ミャンマー・日本のグループ各社CEOと外部講師によるパネルディスカッションでは、それぞれが重視するインクルーシブ・リーダーシップの要素や課題、今後の取組みについて、さまざまな観点から率直かつオープンに意見が交わされ、参加者にとって多くの貴重な実践例が共有されました。また、参加者によるグループ・ディスカッションも行われ、各自の職場におけるリーダーシップの発揮に向けた活発な議論が展開されました。
グローバルカンパニーとしてDE&Iを推進していくことは、多様な社員一人ひとりが活躍できる環境を整備するのみならず、事業を通じてお客さまやパートナー、地域社会に貢献していくうえでも不可欠です。こうしたサミットの開催等を通じて、引き続きグループ全体でDE&Iの促進に取り組んでいきます。