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CHALLENGE 11 「セット練習」で本番をシミュレーション!

CHALLENGE 11 「セット練習」で本番をシミュレーション!

今回は負荷のかかるメニューを2日続ける「セット練習」をご紹介します。 マラソン後半で失速してしまう方が多いと思いますが、そんな方にオススメなトレーニングです。

レース後半に耐えられる“粘り強さ”を身につける!

レース後半の疲れてきた状態を再現する

 「セット練習」は初日に負荷をかけることで、2日目にレース後半の疲れてきた状態を再現。疲労が蓄積した翌日にあえて追い込むことで、レース後半に耐えられる“粘り強さ”を身につけることができます。平日はなかなか時間が取れない方も多いと思うので、土日を利用して行うのが良いでしょう。
 まずは私が現役時代(自己ベスト/2時間23分30秒)に実践していたメニューを紹介したいと思います。

尾崎好美 現役時代のメニュー

調整方法は数をこなすうちにやり方がわかってきます!

レベル別実践例
自然とペースが上がっていく感覚で行うのが理想

 サブ3とサブ4を目指す方は、初日にレース本番より少し速いペースでスピード練習を行い、2日目はペースを落としてじっくりと走り込みます。サブ5やマラソン完走を目指す方は、ジョギングを2日連続でやるだけでもOKです。セット練習で本番の走りを“体感”しておくことで、レース当日も終盤で粘れるようになってきます。