商品・サービスを通じた新たな価値の提供
生保業界初の商品を開発し、
健康寿命の延伸という課題に
挑戦しています。
ぴったりが見つかる保険「ジャスト」
生保業界初※1の保険料割引制度
「健診割」を開発、
自在性の
高い新商品「ジャスト」
商品事業部
個人保障事業グループ
マネジャー
奥 知久
当社は2018年4月に、健康診断書などを提出することで保険料を割り引く「健診割」を業界で初めて採用し、これを導入した新商品「ジャスト」を発売しました。
この業界初の仕組みには、保険ビジネスにテクノロジーを組み合わせて独自のイノベーションを創出する「InsTech(インステック)」が大きく関わっています。第一生命が保有する1,000万件のご契約情報(ビッグデータ)を詳細に分析することで、「健康診断を受診した人と受診していない人」の間で、死亡や3大疾病などの発生率に差があることがわかりました。こうしたデータに基づき、健康診断書などを提出することで保険料を割り引く「健診割」が誕生しました。病気の早期発見・早期治療、生活習慣改善のきっかけとなる健康診断を受診することは、「健康への第一歩」であると考えます。「人生100年時代」といわれるなか、「健康寿命の延伸」に対する関心が高まってきており、「健診割」は、健康診断の受診をお客さまが健康を意識するきっかけとしていただきたいという、当社の思いを形にしたものです。
- ※1 2018年2月第一生命調べ。所定の健康診断書などを提出することで、保険料の割引が適用される商品は生保業界初。
また、「ジャスト」は、17種類の保険から必要な保障を自由に組み合わせることができるため、お客さま一人ひとりのニーズに“ぴったり”あった保障を提案できる商品です。加入後のお客さまのライフスタイルの変化に対しても、充実した保障見直し制度を用意しているため 、“ぴったり”な見直しが可能です。
「ジャスト」は、「健診割」という新しい概念と、一人ひとりにぴったりあった保険にご加入いただける点を評価いただき、おかげさまで、発売から4カ月で販売件数は30万件を突破しました。
今後も、お客さまの多様なニーズにきめ細かくお応えできる商品の提供に取り組んでいきます。
- ※2 割引の対象とならない保険があります。契約に際して、健康診断書などの提出とは別に健康状態の告知などが必要です。告知などの内容によっては契約を引受けできないことがあります。
- ※3 「ワイド」とはがん・急性心筋梗塞・脳卒中・要介護状態・身体障がい状態など、さまざまなリスクに備えられることを表しており、ほかの保険商品と比較して保障範囲が広いことを意味するものではありません。健康診断割引特約を付加するには所定の要件があります。
スマートフォン向けアプリ
「健康第一」
最先端テクノロジーを
活用した
健康増進サービス
生涯設計教育部
マーケティング開発課
アシスタントマネジャー
東 優佳
最先端のテクノロジーを使って開発したスマホアプリ「健康第一」は、お客さま一人ひとりが日常生活で健康を意識するきっかけをつくりたいという思いで開発しました。BMI※2の変化と年齢の経過による将来の自分の顔の変化をシミュレーション画像で確認できる、日本初の「FaceAI(フェイスエーアイ)」などさまざまな機能を備えたこのアプリは、お客さまからもご支持いただき、2017年3月のご提供からのダウンロード数は80万件※3を超えました。
当社では、ナショナルセンターである5つの医療機関と包括連携協定を締結し、生涯設計デザイナーを通じてお客さまへ健康・医療に関する最新情報や予防啓発に関する情報を提供しています。2018年3月には、新商品「ジャスト」の販売に合わせ、国立がん研究センターと当社InsTech(インステック)プロジェクトチームとの共同研究の成果である「循環器リスクチェックツール」の活用および国立国際医療研究センターとのパートナリングにより、5つの疾病について将来の発症リスクを確認できる機能「疾病リスクチェック」の提供を始めました。この機能では、「将来のリスク」として重大な「がん」「脳卒中」「脳梗塞」「心筋梗塞」および「糖尿病」の発症リスクを“見える化”することができます。このように、日常で少しでも自身の健康を考える機会を提供することも、生命保険会社にとっての重要な役割なのではないかと考えています。
今後も、お客さま一人ひとりの健康増進につながるサービスをご提供するために、新たな挑戦をしていきます。
- ※1 「健康年齢」は(株)日本医療データセンターの登録商標です。
- ※2 「Body Mass Index(体格指数)」:体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で計算される指数
- ※3 2018年3月時点