契約者配当金(けいやくしゃはいとうきん)

生命保険事業から発生した利益(剰余)は、契約者に配当として還元され、また、保険事業に必要な内部留保にも配分されます。株式会社の場合、利益のうち契約者への配当財源に繰り入れる金額は、損益計算書上、「契約者配当準備金繰入額」として表示されます。一方で、相互会社の場合は、契約者(=社員)への配当金は総代会の決議によって正式に決定されます。

出典 : (社)生命保険協会発行「生命保険会社のディスクロージャー虎の巻2007年版」より