社長メッセージ

第一生命保険株式会社 代表取締役社長 稲垣精二

ごあいさつ

平素より、私ども第一生命保険をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。

2020年に、当社社員がお客さまから長年にわたって金銭を詐取するという事案が発覚いたしました。被害を受けられたお客さま、ならびに当社にご契約をいただいているお客さま、関係者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。被害を受けられたお客さまには会社として引き続き真摯に向き合うとともに、二度と同様の事案を発生させることのないよう、全社を挙げて再発防止と信頼回復に努めていきます。

当社は1902年の創業以来、お客さま一人ひとりの「一生涯のパートナー」として、生命保険をお届けしていくことで人々の暮らしに寄り添ってきました。生命保険の主な役割は、万が一やご病気の際のお客さまの経済的な不安を軽減することであり、2019年度に当社が保険金や給付金としてお支払いした金額は年間で1.5兆円、1日あたりで42億円にのぼります。この生命保険の社会的使命は変わることは無く、私たちはこれからもその使命をしっかりと果たしていきます。

一方で、人生100年時代を迎えた今、一生涯のパートナーとして私たちがお客さまに果たすべき責任は生命保険だけにとどまらないと考えています。長い人生の中で「健康で過ごせること」や「お金の不安がないこと」の重要性がますます高まっています。またコロナ禍によって、人と人、人と社会との「つながりや絆」の大切さをあらためて多くの人々が実感しました。
このような時代だからこそ、私たちは生命保険による「保障」のお届けだけでなく、「健康・医療」、「資産形成・承継」の領域への事業の拡大や、人と地域や社会の新たな「つながり」のあり方の探求を通じて、お客さまのQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上に貢献していきます。

生命保険による「安心」のその先にあるもの、それはお客さま一人ひとりの「幸せ」です。当社は、お客さまの「幸せ」の実現と、社会・地域の夢や希望溢れる未来の創造に誠実に取り組み、貢献していく決意を込めて、今年度から新ビジョン「安心の先にある幸せへ。」を掲げることとしました。全国の4万名の生涯設計デザイナーによるフェイストゥフェイスでのコミュニケーションに加え、デジタル等の先進技術をはじめ様々な仕組みを活用したサポート等により、「安心」や「幸せ」の実現にお役に立つ様々なことをお届けできるよう、新たな挑戦に取り組んでいきます。
今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

第一生命保険株式会社
代表取締役社長

稲垣 精二