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学資保険のメリット・デメリットとは?加入の必要性や選び方を解説

生命保険の種類
学資保険のメリット・デメリットとは?加入の必要性や選び方を解説

※記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※文章表現の都合上、生命保険を「保険」、生命保険料を「保険料」と記載している部分があります。

学資保険は、子どもの教育資金づくりのために活用できる保険です。保険料の払込期間中に契約者に万一のことがあった場合、その後の保険料の支払いが免除されるものもあります。
ここでは、学資保険に加入するメリット・デメリットと、学費保険が必要な人、学資保険の選び方について解説します。

学資保険とは?

学資保険は生命保険の一種で、子どもの教育資金を準備するための貯蓄性がある保険です。子どもの教育資金の一部を計画的に準備することに適しており、毎月一定額の保険料を払い込むことで、子どもの進学時などに学資金を受け取ることができます。さらに、保険期間満了時には、満期保険金としてまとまった金額を受け取ることが可能です。

また、学資保険では、保険料の負担者である契約者が死亡した場合、それ以降の保険料の払込みを免除する規定が設けられている商品もあります。このような商品の場合、契約者の死亡以降は保険料を負担する必要はなく、契約で定められた時期に学資金や満期保険金を受け取れることになります。保険料払込免除の規定は主契約に含まれていたり、特約として付加したりする場合があり、保険会社や商品によって異なります。

学資保険に加入できる時期は?

学資保険に加入できる時期は、子どもの出生前(母親の妊娠中)から子どもが6歳になる頃までとなっている商品が一般的です。学資保険は子どもが出生していないと加入できないわけではなく、出産予定日の140日前から加入できる商品もあります。

保険料や保険金の受取時期は状況に合わせて設定可能

学資保険に加入する際、保険料や払込期間、学資金・満期保険金の受取時期は、状況に合わせて設定することができます。保険料を高く設定すれば、将来受け取れる金額は増えますが、月々の保険料の負担は大きくなるため、家計の状況などを踏まえて設定するようにしましょう。

なお、学資保険の保険料の払込期間は、一括払、全期払のほか、5年間、10年間といった短期払から選ぶことができます。

学資保険に加入するメリット

子どもの教育資金を準備する方法は、学資保険だけではありません。教育資金の準備方法にはさまざまなものがありますが、その中でも学資保険を選ぶメリットにはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

計画的に教育資金を準備できる

学資保険のメリットのひとつとして、計画的に教育資金を準備できるということが挙げられます。ただ毎月一定額を貯金していくだけでは、何か急な出費があった場合などにせっかくの貯金を使ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、学資保険の場合、所定の解約手続きが必要になるなど、貯金のようにすぐお金を引き出せるわけではないことから一定の歯止めとなることが期待できます。

払い込んだ保険料総額以上の金額を受け取れる場合もある

商品によっては、保険料を満期まで払い込んだ場合に払い込んだ保険料の総額よりも多い金額を受け取れるよう設計されているものもあり、この場合には学資保険を教育資金準備の手段として選択するメリットになるといえるでしょう。ただし、どんな学資保険商品でも必ず払い込んだ保険料総額よりも多い金額が受け取れるわけではありません。例えば、特約で医療保障などがセットになっている商品では、受け取れる学資金や満期保険金の総額が払い込んだ保険料総額を下回ることもあります。

契約者に万一のことがあれば保険料の支払いが免除される

学資保険の契約者が亡くなるなど、万一のことがあった場合、それ以降の保険料の支払いが免除される商品もあります。その場合でも保障の内容は変わらないため、保険料を満期まで払い込んだ場合と同じように、学資金や満期保険金を受け取ることができます。

保険料が生命保険料控除の対象となる

学資保険のメリットとして、保険料が生命保険料控除の対象となることも挙げられます。年末調整や確定申告で生命保険料控除の手続きをすることで、所得税と住民税の負担が軽減されます。

※税務の取り扱いについては、2021年9月時点の法令等にもとづいたものであり、将来的に変更されることもあります。変更された場合には、変更後の取り扱いが適用されますのでご注意ください。詳細については、税理士や所轄の税務署等にご確認ください。

学資保険のデメリット

学資保険に加入するにあたって、デメリットと考えられる点もあります。
例えば、学資保険を満期前に中途解約した場合、受け取れる解約返還金(解約返戻金)が払込保険料の総額よりも少なくなってしまうことがほとんどです。解約時期によっては解約返還金を受け取れないこともあります。

学資保険に加入したほうがいい人とは?

学資保険にはメリットとデメリットがあり、自分の状況に照らし合わせて加入を考える必要があります。続いては、学資保険の加入にはどのような人が向いているのか、ご紹介しましょう。

計画的に貯蓄することが苦手な人

計画的に貯蓄することが苦手な人は、学資保険に加入して教育資金を準備するといいでしょう。
子どもの教育にかかる金額は大きいため、少しずつでも計画的に貯めていく必要があります。しかし、貯めたお金を使ってしまったり、貯めることができなかったりといったこともあるかもしれません。
そのような人は、学資保険に加入すれば、払い込んだ保険料を簡単に引き出すことはできなくなるため、計画的に教育資金を準備することができます。

万一に備えて保障をつけておきたい人

学資保険の保険料払込期間中に契約者が亡くなるなど、万一のことがあった場合、以降の保険料の支払いが免除される学資保険の商品もあります。ただ教育資金を準備するだけでなく、万一にも備えた保障が必要という人は、以降の保険料の支払いが免除される商品を選択されるといいでしょう。

学資保険が必要ではない人とは?

学資保険は、人によっては必要でない場合もあります。どのような人が学資保険を必要としないのか、具体的に見てみましょう。

教育資金が準備できている人

すでに教育資金の準備ができているのであれば、無理に学資保険に加入する必要はありません。祖父母から教育資金を贈与してもらうなど、別の手段で教育資金が準備できれば、学資保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。

積極的に資産運用したい人

学資保険の返還率(返戻率)以上に資産運用したいという人も、学資保険の必要性は低いといえます。
また、中途解約すると受け取れる解約返還金が払込保険料の総額よりも少なくなってしまうため、一度加入した後に解約してほかの資産運用方法に乗り換えるのは現実的でないでしょう。資産を積極的に運用したいのであれば、学資保険は不向きといえるかもしれません。

学資保険はどう選んだらいい?

学資保険の商品を選ぶにあたっては、自分の状況に合っている商品があるかどうかを検討することが大切です。その際に、ポイントとなる点についてご紹介します。

学資保険に入る目的を明確にする

学資保険選びで大切なのは、学資保険に入る目的を明確にすることです。学資保険は、教育資金を準備する方法のひとつですが、中には契約者の死亡保障や子どもの医療保障を手厚くした商品もあります。
保障を手厚くすれば返還率は低くなり、中には返還率が100%以下になるものもあるため、学資金・満期保険金と保障のどちらを重視するのかを明確にして選ぶようにしましょう。

返還率を検討する

返還率は、学資保険選びにおける指標のひとつといえます。
返還率が100%であれば、払い込んだ保険料の総額と受け取る学資金・満期保険金の総額は同じです。100%を超えていれば受け取る学資金・満期保険金の総額のほうが多く、反対に100%未満であれば払い込んだ保険料の総額のほうが多くなります。

学資保険の選び方については、以下の記事をご参照ください。
学資保険を返還率(返戻率)だけで選んではいけない理由とは?

学資保険に加入して計画的に教育資金を準備しよう

学資保険は、計画的に教育資金を準備することができる保険です。
教育資金を準備する方法は学資保険以外にもさまざまありますが、学資保険には契約者に万一のことがあった場合、保険料の払込が免除になるといった保障機能を備えた商品もあります。学資保険の特徴を知った上で、自分に必要な商品を選んでみてください。

監修

井戸美枝
CFP(R)、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。社会保障審議会企業年金・個人年金部会委員。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに数々の雑誌や新聞に連載を持つ。近著に『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』(日経BP社)などがある。

※この記事は、ほけんの第一歩編集部が上記監修者のもと、制作したものです。
※記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※文章表現の都合上、生命保険を「保険」、生命保険料を「保険料」と記載している部分があります。

(登)C21N0066(2021.10.6)

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