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生命保険料、毎月いくら払ってる?生命保険料の平均をチェック!

生命保険の選び方
生命保険料、毎月いくら払ってる?生命保険料の平均をチェック!

※記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※文章表現の都合上、生命保険を「保険」、生命保険料を「保険料」と記載している部分があります。

もしもの事態に備える生命保険は、安心して暮らしていくために役立つものです。しかし、生命保険に多く加入しすぎたり、保障内容を充実させすぎたりすると、生命保険料が家計を圧迫する原因になってしまいます。それでは、適切な生命保険料とは、いくらくらいなのでしょうか。
年齢や年収、家族構成別の生命保険料の支払額を見ながら、自分の家庭に適した生命保険の掛け方について考えてみましょう。

生命保険料と家計の関係

生命保険料は、基本的に何年間も継続して支払い続けることになる「固定費」です。固定費を増やしすぎると家計が圧迫され、生活が苦しくなる原因になります。そのため、生命保険料は無理のない金額に抑えることが大切です。

また、生命保険料を支払っているあいだに、転職や不景気による収入の減少、子供の進学による支出の増加など、生活状況の変化が起こる可能性もあります。家計の収支に変化が起こったときに、家計を圧迫しないかどうかについても考えておく必要があるでしょう。
生命保険料は、支払っても貯金ができる程度の金額に抑えておくのがおすすめです。

生命保険料の平均金額

生命保険(個人年金保険を含む)に加入している世帯が、1年間に支払っている保険料の平均金額は、2018年では38.2万円でした。1ヵ月あたりに換算すると約3.2万円です(2018年、生命保険文化センター調べ)。

■世帯年間払込保険料の分布(全生保)
世帯年間払込保険料の分布(全生保)

※全生保:民間の生命保険会社、県民共済・生協など、JA、簡保、かんぽ生命などを含む
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

なお、生命保険料を支払っている世帯のうち、「年間12~24万円未満」の世帯が最も多く、月額1~2万円程度を生命保険料に充てているということになります。

図を見るとわかるとおり、世帯における生命保険料の平均は、2006年の調査では年間52.6万円でした。1ヵ月あたり約4.4万円ということになりますから、2006年からの12年間で、支払っている生命保険料が大幅に減少していることがわかります。
それ以外の年を見ても、生命保険料の平均は、調査のたびに減少している傾向が見てとれます。

世帯主の年齢別に見た、生命保険料の平均額は?

続いては、世帯主が1年間に支払っている生命保険料の平均を、年齢別に見てみましょう。

■世帯主の年齢別・世帯年間払込生命保険料の平均額(全生保)
世帯主の年齢 年間払込生命保険料
29歳以下 23.3万円
30~34歳 29.8万円
35~39歳 38.0万円
40~44歳 34.5万円
45~49歳 42.7万円
50~54歳 48.3万円
55~59歳 45.3万円
60~64歳 43.9万円
65~69歳 33.8万円
70~74歳 29.9万円
75~79歳 35.3万円
80~84歳 29.5万円
85~89歳 36.5万円
90歳以上 22.5万円

※全生保:民間の生命保険会社、県民共済・生協など、JA、簡保、かんぽ生命などを含む
※90歳以上はサンプルが30未満
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

最も生命保険料を多く支払っている人は、世帯主が「50~54歳」の家庭ということがわかります。平均額順に並べ替えると、以下のようになります。

■年間払込保険料順・世帯年間払込保険料の平均額(全生保)
世帯主の年齢 年間払込保険料
50~54歳 48.3万円
55~59歳 45.3万円
60~64歳 43.9万円
45~49歳 42.7万円
35~39歳 38.0万円
85~89歳 36.5万円
75~79歳 35.3万円
40~44歳 34.5万円
65~69歳 33.8万円
70~74歳 29.9万円
30~34歳 29.8万円
80~84歳 29.5万円
29歳以下 23.3万円
90歳以上 22.5万円

※全生保:民間の生命保険会社、県民共済・生協など、JA、簡保、かんぽ生命などを含む
※90歳以上はサンプルが30未満
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

比較的収入が高く、家族を持っている可能性が高いと考えられる50代のほか、75~79歳や85~89歳など、高齢の世帯主の家庭でも、年間払込の生命保険料が多いことがわかります。高齢で生命保険に加入するケースとしては、相続税対策として生命保険を活用したり、孫の学資保険に加入したりする場合などが考えられます。また、過去に加入した生命保険をそのまま継続しているということもあるでしょう。
一方、世帯主が80~84歳、そして90歳を超えた世帯の年間払込の生命保険料が少ない原因としては、80~90歳程度が保険加入の上限年齢となっているケースが多いことが考えられます。

世帯年収別に見た、生命保険料の平均額は?

世帯年収によっても、生命保険料の支払額に差異があります。それぞれの世帯年収別に算出した生命保険料の平均をご紹介します。

■世帯年収別・年間払込保険料(全生保)
世帯年収 世帯全体の年間払込保険料
200万円未満 21.3万円
200万円以上300万円未満 30.0万円
300万円以上400万円未満 27.9万円
400万円以上500万円未満 36.9万円
500万円以上600万円未満 34.6万円
600万円以上700万円未満 38.0万円
700万円以上1,000万円未満 42.9万円
1,000万円以上 61.0万円

※全生保:民間の生命保険会社、県民共済・生協など、JA、簡保、かんぽ生命などを含む
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

全体の傾向としては、世帯年収が高いほうが、年間払込の生命保険料が多くなる傾向があります。
しかし、200万円以上300万円未満の世帯と、400万円以上500万円未満の世帯は、収入が一段階高い階層の世帯よりも、生命保険料が多くなっています。

収入が少ないということは、万一の際に貯金などで対処するのが難しい世帯が比較的多いと考えられます。そのため、生命保険でリスクをカバーしようと、生命保険料がある程度高めになっていると考えられるでしょう。
一方、年収が高い世帯の場合、さまざまな保障の生命保険に加入してリスクをカバーするだけでなく、資産運用のために加入するケースもあるようです。

家族構成別に見た、生命保険料の平均額は?

最後に、子どもの有無や家族構成による保険料支払額の平均の違いについて見ていきましょう。

■家族構成別・世帯年間払込保険料と加入率(全生保)
■家族構成別・世帯年間払込保険料と加入率(全生保)

※全生保:民間の生命保険会社、県民共済・生協など、JA、簡保、かんぽ生命などを含む
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

生命保険料の平均額が最も高いのは、家族構成が「末子が高校・短大・大学生」の世帯で、加入している割合も95.9%と高くなっています。反対に、最も低いのは「夫婦のみ(40歳未満)」の世帯で24.3万円。保険への加入率も、最も低い73.3%でした。
なお、子どもがいる世帯では、子どもの年齢にかかわらず、生命保険加入率は90%を超える高い割合となっています。学費や、万一の際に必要な生活費などを、保険でカバーしようと考える家庭が多いことがうかがえます。

生命保険料はいくらまでなら支払える?

経済的な余裕がいくらでもあるのであれば、不安をすべてカバーする形で生命保険に入ることもできます。しかし、多くの家庭では、なかなかそういうわけにもいかないのが現実でしょう。
無理なく支払える生命保険料とは、いくらくらいなのでしょうか。調査結果から、目安について考えてみましょう。

支払い可能な生命保険料の平均金額

年間、いくらまでなら生命保険料を支払えるのかを質問した調査結果によると、平均は34.3万円ということでした。ただし、支払い可能な保険料のうち、最も回答の割合が多かったのは、年間12万円未満です。
なお、これは個人年金保険を含む金額なので、貯蓄目的の生命保険加入も含めた支払い可能な保険料ということになります(2018年、生命保険文化センター調べ)。

■支払い可能な生命保険料について
■支払い可能な生命保険料について

※2006年調査は民間の生命保険会社、簡保、JAの加入者を対象に質問していたが、2009年調査からはかんぽ生命と県民共済・生協などの加入者も含めて質問しているため、単純に時系列の比較はできない
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

■世帯主年齢別・支払い可能な生命保険料
世帯主の年齢 支払い可能な生命保険料
29歳以下 33.0万円
30~34歳 32.8万円
35~39歳 38.8万円
40~44歳 40.0万円
45~49歳 40.8万円
50~54歳 44.7万円
55~59歳 40.9万円
60~64歳 32.7万円
65~69歳 28.0万円
70~74歳 25.0万円
75~79歳 26.8万円
80~84歳 25.5万円
85~89歳 25.4万円
90歳以上 14.2万円

※90歳以上はサンプルが30未満
※参考:生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」

支払い可能な生命保険料を世帯主の年齢別に見ると、「50~54歳」の44.7万円が最も多くなっており、実際の年間払込生命保険料の平均額が多い年代と一致しています。
ただし、50~54歳の年間払込生命保険料の平均額は48.3万円ですから、保険料が生活の負担になっている可能性があると考えられます。これは、世帯主が45歳以上のすべての年齢に共通する特徴です。

自分の場合について考える

実際に、いくらまでなら生命保険料を無理なく支払えるのかは、それぞれの家庭の状況によって異なります。たとえ年齢が同じ人同士でも、年収や家族構成が違えば、無理なく支払える保険料は変わります。年収が同じだとしても、家族構成やライフイベントによって、支払える保険料は異なるでしょう。

とはいえ、おおよその目安として、掛け捨て型保険にしか加入していないにもかかわらず、毎月の保険料が世帯での毎月の手取り額(税金を引いた額)の10%を超えているのであれば、見直してもいいかもしれません。
一方、貯蓄性の高い生命保険については、資産形成についての考え方の違いなどの影響が大きいため、一概には言えません。保険の選び方に不安がある人は、当社にご相談ください。

保険料から考える生命保険の選び方

生命保険は、安心して生活していくために活用するもの。保険料の支払いで家計が圧迫され、安心して生活できなくなるようでは本末転倒です。
そこで、生命保険を選ぶときに意識しておきたい、保険料の考え方についてご紹介します。

生命保険に加入する目的を考えることが第一

生命保険は、必要な保障を確保するために加入するものです。また、投資や老後資金づくりのために保険を活用する人もいるでしょう。あくまで、必要な保障の確保や資産づくりなどが目的であり、保険に加入することは目的を達成するための手段なのです。

「無理なく支払える保険料が3万円だから、3万円分の生命保険に入る」というのは、大きな間違いです。何のために生命保険に入るのかを考えたうえで、目的を達成するために必要な商品の保険料を調べるというのが、保険を選ぶときの正しい順番であるということを心得ておきましょう。

生命保険は、保障を買う金融商品です。多くの買い物をする場合と同様に、「どの生命保険が買えるのか」ではなく、自分のリスクを把握したうえで「どの保障を買うのか」について考えるようにしてください。

無理をせず支払える生命保険料と必要な保障のバランスを考える

必要な保障など目的が定まったら、次にそれをカバーするための生命保険を選んでいきます。
場合によっては、「希望の保障をすべてカバーできるように保険に加入すると、保険料が月3万円になるが、保険にかけられるお金は1万円まで」ということもあるかもしれません。こういうときは、無理に3万円を捻出しようとするのではなく、支払える生命保険料と必要な保障のバランスを考えるようにしてください。
生命保険料を抑えるため、具体的に何を見直せばいいのかについては、次の段落で詳しくご説明します。

生命保険料を抑えたい場合のポイント

生命保険の保険料は、保障内容や保険期間、貯蓄性の有無などによって決まります。保険料を抑えたい場合は、これらの見直しを行ってみましょう。

保障内容を見直す

あらゆるリスクをカバーしようとすれば、その分生命保険料は上がります。生命保険料を一定以下に抑えたい場合は、起こってしまったときのリスクが高いものから、順にカバーしていくことを意識しましょう。
例えば、30代の夫婦と子ども1人の家庭では、生活費を稼いでいる人の死亡保障は必須だといえるでしょう。一方、すでに医療保険に加入しているのであれば、追加でがん保険に加入する必要はないかもしれません。

また、保障の厚さについて見直すことでも、生命保険料を抑えることができます。死亡保険金を5,000万円から3,000万円に下げれば、その分保険料は安くなります。医療保険も同様で、入院時に受け取れる1日あたりの入院給付金を1万円から5,000円に下げて、保険料を抑えることが可能です。
過度の保障になっていないか、今一度確認してみましょう。

保険期間を見直す

死亡保障や入院・手術の際の保障が一生涯続く生命保険は、その分、保険料が高くなる傾向があります。必要な保障が短期間のみで良いのであれば、契約期間を区切った生命保険についても検討してみてください。
ただし、定期保険などは、一般的に更新のたびに保険料が上がります。更新の際に保障内容を見直すなど、保険料が高くなりすぎない工夫をしましょう。

掛け捨て型保険にする

貯蓄型保険ではなく、掛け捨て型保険にすれば、同じ保障内容でも保険料を大幅に下げることが可能です。
ただし、貯蓄型保険の中には、将来、支払った保険料を上回る満期保険金が受け取れる商品もあります。しばらく使わないお金がある人は、生命保険を活用して、必要な保障のカバーと資産形成、生命保険料控除の活用という、3つのメリットを得ることもできます。

※貯蓄型の生命保険は、解約返還金や満期保険金が払込保険料の累計額を下回る場合があります。

平均的な生命保険料を参考に保険の見直しを行おう

年代や世帯別、年収による生命保険料についてご紹介しました。自分の状況と比較してみて、いくらくらいが平均的な保険料なのかが見えてきたかと思います。
生命保険料は、長期的に支払い続ける固定費です。あまりに高額な保険に加入していると、家計を圧迫しかねません。現在、支払っている保険料が平均よりも高い場合は、過度な保障内容になっていないかなど、確認してみるといいでしょう。
自分や家族に必要な生命保険を無理のない保険料でカバーするために、保険の内容や保険料が家計に占める割合について、定期的にチェックすることをおすすめします。

監修

井戸美枝
CFP(R)、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。社会保障審議会企業年金・個人年金部会委員。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに数々の雑誌や新聞に連載を持つ。近著に『一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください!』(日経BP社)などがある。

※この記事は、ほけんの第一歩編集部が上記監修者のもと、制作したものです。
※記事中で言及している保険に関して、当社では取り扱いのない商品もあります。
※文章表現の都合上、生命保険を「保険」、生命保険料を「保険料」と記載している部分があります。

(登)C20N0095(2021.2.5)

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