生命保険料控除額計算のケーススタディ(所得税の場合)

<ケース3>旧制度適用契約・新制度適用契約 双方に加入(介護医療保険料なし)

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契約 契約日 対象制度 保険種類 対象控除区分 年間払込保険料
A 平成20年9月1日 旧制度 終身保険 一般 72,000円
B 平成22年6月1日 旧制度 年金保険 個人年金(※) 120,000円
C 平成24年12月1日 新制度 終身保険 一般 60,000円

(※)個人年金保険料控除を受けるには、個人年金保険料税制適格特約の付加が必要となります。

手順1 適用制度を分類し控除枠ごとの年間払込保険料を計算

適用制度を確認し、「一般生命保険料」・「介護医療保険料」・「個人年金保険料」の各控除枠ごとに年間払込保険料を合計します。

分類 旧制度 新制度
一般生命保険料 72,000円 60,000円
介護医療保険料 - 0円
個人年金保険料 120,000円 0円
手順2 適用制度・控除枠ごとの保険料控除額を計算

「生命保険料控除額の計算方法」に従って、制度ごと・控除枠ごとの控除額を計算します。

生命保険料控除額 旧制度 新制度
一般生命保険料控除額 43,000円 35,000円
介護医療保険料控除額 - 0円
個人年金保険料控除額 50,000円 0円
手順3 控除枠ごとの適用制度を判定

以下のフローにしたがって、控除枠ごとに適用する制度を判定します。

手順3:控除枠ごとの適用制度を判定
手順4 全体の控除額を計算

控除枠ごとの控除額を合算して、全体の控除額とします。

生命保険料控除額
全体の控除額
93,000円