みなさんは自分が加入している保険の保障内容をご存じですか?
保障内容を理解していないと、いざというときに保険金の手続きをしないままにしてしまったり、保障されると思っていたのに保険金がもらえないということが考えられます。契約している保険を無駄にしないためにも、この機会に保障内容をチェックしておきましょう。
保険にはいろいろな保障があり、保険金をもらえる条件もさまざまです。
代表的な保障について、どのような場合に保険金がもらえるのかチェックしてみましょう。
一般的に被保険者が死亡、もしくは重い障害状態になったときに保険金が支払われます。
入院したときに給付金をもらえるのが「入院保障」です。
給付金の額は「入院1日につき〇〇〇〇円」「入院時に一時金として××万円」など、あらかじめ契約で決められた条件で給付金が支払われます。
医療保障にはさまざまありますが、「入院・手術がなくてもがんと診断されたら一時金として××万円」「手術のときに一時金として××万円」など、保険によっては幅広い保障を用意しているものもあります。
ご自身の保険の内容を確認しましょう。
私たちが加入している保険の多くは、保障が一生涯続く「終身保険」と、契約期間が決まっている「定期保険」、終身と定期を組み合わせた「定期付終身保険」に分かれます。それぞれの特徴を見てみましょう。
終身保険は死亡保障が一生涯続く保険です。一生涯の保障が得られ、解約時には返還金があることが多いですが、掛け捨ての定期保険より保険料が高くなってしまうという特徴があります。
終身保険をチェックするときのポイントは次の2つです。
定期保険は掛け捨てタイプの保険で、契約期間が終了すると保障も終わります。終身保険のような貯蓄性はほとんどありませんが、その分、保険料が安いという特徴があります。
定期保険をチェックするときのポイントは次の3つです。
保険には終身保険と定期保険を組み合わせた定期付終身保険もあります。50歳までなど、一定の年齢まで定期保険で保障を充実させ、保険料の払い込みが終わったあとは、終身保険で最低限の保障を継続する設計になっています。
定期付終身保険をチェックするときのポイントは次の2つです。
保険の中には契約期間が10年を超えるなど、長期間にわたるものがたくさんあります。そうした長期契約の保険の場合、ライフステージの変化にともない保障内容が不十分になるケースがあります。
次のポイントをチェックして、保険を見直すときの参考にしましょう。
結婚すると生活をともにする家族が増えるだけでなく、子どもの誕生も想定されます。保障内容をチェックして、現在の内容で十分なのか確認しておきましょう。
子どもの誕生で必要な保障はさらに大きくなりますが、子どもの教育費の準備など、将来に備えて貯蓄も必要になります。保障内容と保険料をチェックして、無理なく続けていけるプランなのか確認しておきましょう。
保険の内容をチェックして分からないことがあったら、生命保険会社の営業担当者に相談することも大切です。
契約している保険の証券や契約内容の通知を持っていけば、これから必要になる保障や、足りない保障を教えてくれるので、気軽に問い合わせてみるといいでしょう。
まとめ
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(登)C17N0140(2018.3.13)